当医院での安全な滅菌システム
当医院では高圧蒸気(オートクレーブ)、ガス、高温オイルの3種類の滅菌、殺菌器を組み合わせて器具の処理を行っています。
口腔内で使用したバーの先端は超音波で洗浄し、防錆消毒剤につけおきし、目に見えない血液や脂肪、タンパク質の汚れを除去します。その後、専用のスタンド(黄色、緑)に並べられ、滅菌工程を待ちます。
ガスはホルマリンガスを用います。エチレンオキサイトガスに匹敵する強力な殺菌ガスで、中和剤はアンモニアです。高温高圧なオートクレーブに入れられない器具と全体の仕上げの殺菌の2工程を担当しています。
オートクレーブには使い捨てでない金属器具が入ります。135℃の高温、高圧水蒸気です。水色の光は滅菌後の器具を保管する紫外線灯ボックスです。
ハンドピースの使い回しは決して行わず、使用後は110℃12分の高温オイルで殺菌します。空冷式です。
ガス滅菌庫で仕上げの滅菌を2時間(お昼休み中)に行い、バーとハンドピースはこのような形で個人個人の患者様の前に提供されます。30秒の予熱始動回転の音がいつも診療室に響いています。