上顎骨拡大と脳の発育
耳鼻科医と内科医の著書です。口呼吸ではなく鼻呼吸をすることにより、脳の発育が良くなることが書かれています。
耳鼻科医 津田 純 鼻が通ると頭がよくなる:エル書房 p.2~4,p.21~23,p.28~30
内科医 今井 一彰 鼻呼吸:クインテッセンス出版 p.64,65
スキャモンの成長曲線と言う有名なグラフです。上顎骨の成長と脳(神経系)の成長が、年齢的、成長的にも近似していることを示しています。
5、6歳の上顎骨は骨の成長が前方、側方にできるように縫合が開いており、歯胚の穴が通気口の役目も果たします。拡げればより成長し、脳の冷却効率もupします。
いびき、寝汗、オネショでお悩みの保護者の方、耳鼻科で鼻腔通気検査を受けた上で、歯科医と相談して見て下さい。当院では耳鼻科と対診しながら治療をすすめてまいります。