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個別記事: 2014年04月24日

歯のうずき、疲れ、しみるのが歯磨きでなおるか?

札幌市南区藤野いとう歯科医院の伊藤です。歯がしみる!虫歯が見当たらないのに冷たいものがしみたり、歯ブラシがあたるとピリッと痛かったりする症状を知覚過敏といいます。お口の中を見ていると歯の根元がすり減っているか、歯肉が退縮しているのがわかります。原因は強いブラッシング(歯ブラシの毛先がすぐに開いてしまう人、要注意です。)歯周病(歯肉がやせて、歯の根っこが露出している。歯ブラシで血が出る人、要注意です。)歯ぎしり、くいしばり(その強い力によって歯と歯肉の境目に負担をかけ、歯の表面に亀裂ができたり、歯肉が下がってします。) 健康な歯の表面は硬いエナメル質で覆われ、外側からの刺激を遮断する役割を果たしています。歯の内側には象牙質と神経があります。歯肉の中にもぐっている歯の根っこにはエナメル質はなく、根が歯肉から露出すると象牙質に刺激が直接伝わり、それが神経に届いてしみるのです。 治療は根元をコーティングしたり、磨り減っているところをつめます。そして正しい歯ブラシです。ゴシゴシと力を入れる磨き方は歯や歯肉を傷つけるばかりでなく、細かい部分の汚れが取れず、磨き残しは知覚過敏、虫歯、歯周病になります。毎日しっかりと歯磨きしているのに、このような症状のある人は、歯科医院で自分のブラッシングをチェックしてもらい、正しい歯磨きをしましょう。

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