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個別記事: 2015年09月02日

歯でよくかみしめる仕組み

札幌市南区藤野いとう歯科医院の伊藤です。皆さんこんにちは。毎日なにげなく食事をし、会話をするために動かしている皆さんの顎はどのように開くかその仕組みを御存じですか。ここでは顎を開く筋肉と骨の仕組みをご紹介しましょう。顎を開く筋肉は顎の下についています。喉仏のあたりに、舌骨という小さなU字型のフリーな骨があり、そこに一度集まった筋肉が、胸の骨や鎖骨についているのです。胸骨のようなデカイいわば固定源ともいうべき骨に直接筋肉の付着があるのではなく、舌骨というフリーアームを介在させることで、より滑らかな開口運動ができるようになっています。人間の口腔の動きというのは、実にすばらしい解剖学的な仕組みになっていますね。

 

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