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個別記事: 2014年12月10日

虫歯、歯周病予防のうがい薬としてだ液を・・・

札幌市南区藤野いとう歯科医院の伊藤です。唾液には大切な役割があります。唾液は咬めば咬むほど、たくさん出ます。これは食べ物をうまく嚥下できるようする為と消化の為です。唾液には免疫グロブリンやリゾーチームやラクトフェリンなど抗菌物質が含まれるので、細菌の増殖をおさえてくれます。また口の中やのどを湿らせて粘膜を保護し、風邪やインフルエンザの感染を防ぎます。そして、飲みものには酸性の歯に悪いものもあります。唾液は酸性に傾いた口の中を中和して、できかかった虫歯を再石灰化して、エナメル質を修復します。唾液が少ないと虫歯になるリスクが高まるといえるでしょう。唾液は1日に1~1.5リットルほど分泌されますが、ストレスや糖尿病、加齢により分泌量が減少します。よく咬む食事を心がけて唾液をたくさん出して全身の健康を保ちましょう。噛めば噛むほどヤセますよ。

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